みねやま福祉会の歴史とごちゃまぜの世界

二人のメッセージ
私たちは二十代の夫婦。夫は小児科の医者だけれど、医院を改装して「乳児院」を始めました。いろいろあって親が育てることが難しい赤ちゃんを預かり一緒に生活する場所を一から作ったのです。
周りの私たちも、みんな貧しく余裕がなくて辛いけれど、子どもたちを前にそんなことは言っていられない。
食べ物や温もりに飢えた存在を放ってはおけないでしょう。でも本当は、大人たちこそ安心できる場所を求めていたの。だから、みんなが安心して暮らせる拠り所を作ろうって走って来ました。今ようやく、子どもも、障がいのある人もない人も、お年寄りも、地域のみんながごちゃまぜで暮らせる場所づくりがはじまりました。本当に嬉しく思っています。

創業者 櫛田一郎・邦子より

みねやま福祉会の歴史とごちゃまぜの世界

みねやま福祉会は戦後の混乱の中に、産声をあげました、「目の前にいる戦争孤児を救いたい」。わずか二十代の夫婦が立ち上げた乳児院には、子どもと共に人々の抱える苦しさも押し寄せました。混沌と貧困の時代に、順序をつけたり境界線を引いたりする事なんてできない。ふたりは困難さを分け隔てなく受け入れて、まるごと愛してきました。

社会の成長と共に、福祉という概念も確立されます。地域と時代の求める障がい福祉事業や高齢者福祉事業も立ち上げました。しかし、そこには常に違和感がありました。法律や制度の整備はさまざまな課題を解消しているはずでしたが、いつのまにか世界を分断していたのです。子ども、障がい、高齢者。細分化された領域の息苦しさに社会がようやく気がついて、総合的な福祉の観点が生まれます。

みねやま福祉会には「ごちゃまぜ」の種が創設の頃から蒔かれ続けていました。子どもも周りの大人もまるごと愛することや、制度に縛られず必要とされる支えを行うこと、ものごとを当事者だけで解決しようとせず、共感を呼びかけてかかわりの輪を広げること。現代に必要とされる視点を、当たり前のこととして育んできました。今、共に働くスタッフがその種を受け取り一人ひとりが自分の思い描く未来に向けてその目をのばしています。

ごちゃまぜの世界で豊かに生きる。福祉のこれからの姿でありたいと思っています。

 

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